星は見ている
戦争を読む・平和を考える19450806
「どうして戦争なんか起こるのでしょうか」 星空を見ながら母に語った、広島の中学生・博久。翌6日の朝、建物疎開の作業のため出かけると…。原爆で子どもを亡くした父母の手記を元にした映像・朗読作品を絵本化。英訳付き。
博久(ひろひさ)は広島の中学1年生。星の美しい夜、お母さんに「どうして戦争なんか起こるのでしょうか、止めてほしいなあ。世界が仲よくいかんものかしら」と語ります。翌朝、博久たち1年生は、建物疎開(そかい)という作業のため、まちの中心部へ。作業が始まった直後、中学生たちの頭上で原爆(げんばく)が炸裂(さくれつ)し…。